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2021.03.31
スライド制作テクニック

パワーポイントを「縦向き」「縦書き」にする方法を簡単解説

パワーポイントと聞くと横向きのスライドを思い浮かべる方が多いと思いますが、実は縦向きにすることも可能です。スライド表示を横向きから縦向きに変えることで、パンフレットやチラシの作成など、パワーポイントの活用範囲を更に広げることができます。 本記事では、スライドを縦向きにする手順だけでなく、縦横混在させる方法や、文字を縦書きにする方法も解説していきます。

目次
  1. 1|パワーポイントを縦向きにする方法
  2. 2|パワーポイント資料を縦横混在させる方法
  3. 3|パワーポイントで縦書きの文字を入力する方法
  4. 4|横書きの文字を縦書きにする方法
  5. パワーポイントの縦向き・縦書きの機能をうまく活用しよう


1|パワーポイントを縦向きにする方法

パワーポイントのスライドはデフォルトの設定では「横向き」です。しかし設定を変更すれば、簡単に縦向きにすることができます。縦向きのスライドは、ちょっとしたパンフレットやチラシ、ポスターなどの他にも、グラフや表、図などを配置する報告書の作成にも向いています。設定は簡単に変更できるのでぜひ覚えて有効活用してみてください。

ステップ1.「デザイン」タブ→「スライドのサイズ」→「ユーザー設定のスライドのサイズ」をクリック

「デザイン」タブ右側の「スライドのサイズ」を開き、一番下の「ユーザー設定のスライドのサイズ」をクリックします。

ステップ2.「スライドのサイズ」で印刷の向きを「縦」に選択

以下のような「スライドのサイズ」ダイアログが開いたら、印刷の向きの「スライド」の「縦」にチェックを入れ、「OK」ボタンをクリックします。

ステップ3.「スライドの拡大縮小」を設定して、縦向きに変更

最後に、以下の画面が表示されるので、「最大化」「サイズに合わせて調整」のいずれかを選択すると、スライドが縦向きに表示され作業は完了です。

では「最大化」と「サイズに合わせて調整」はどちらを選べば良いのでしょうか? 二つの違いは、横向きのスライド時にすでに入力しているコンテンツを、元のサイズのまま大きく表示(最大化)させるか、縦型のスライドに収まるように縮小(サイズに合わせて調整)させるかの違いです。

例えば、横向きスライドに以下のように写真と文字を入力していたとします。

「最大化」を選択して縦向きにした場合、以下のように写真も文字もスライドからはみ出して表示されます。

一方、「サイズに合わせて調整」を選択した場合は、縦向きスライドの中にきちんと写真も文字も収まります。

上記を参考にしながら、元のコンテンツをどのように表示したいか考えてどちらかを選択してください。なお、データ入力前の白紙の状態で向きの変更を行う場合は、どちらを選択しても結果は変わりません。

【補足】パワーポイント資料を縦向きA4サイズで印刷する方法

スライドを縦向きにする目的として多いのは、A4縦での印刷ではないでしょうか。スライドの向きを変更する際、予め用紙のサイズ設定をA4に変更しておくと便利です。
先ほどの縦型に変更したのと同じ手順で、「デザイン」タブを開き、「スライドのサイズ」―「ユーザー設定のスライドのサイズ」をクリックして「スライドのサイズ」のダイアログを開きます。

「スライドのサイズ指定」のプルダウンの中から「A4 210×297mm」を選択しOKを押せば、縦向きのA4サイズに設定することができます。

A4以外のサイズも同じ方法で設定が可能です。作成したいサイズがない場合は、「ユーザー設定」から自分で好みの比率に変更できるので、イレギュラーなサイズにも対応可能です。

2|パワーポイント資料を縦横混在させる方法

パワーポイントでプレゼン資料を作成している中で、横向きスライドの途中で縦向きスライドを入れたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。 残念ながら、パワーポイントでは1つのプレゼンテーションに横向きと縦向きのスライドを混在させることはできません。しかし、横向きのスライドと縦向きのスライドを別々に作成し、後から「ハイパーリンク」という機能を使って1つのプレゼンテーションのように見せることは可能です。
今回は、メインのスライドが横向きで、途中に縦向きのスライドを挟みたい場合を想定してご説明します。

ステップ1.横向きのメインスライドを用意する

まず、メインのプレゼンテーションとなる横向きのスライドを作成します。

ステップ2.縦向きのスライドを用意する

続いて、途中で差し込みたい縦向きのスライドを用意します。縦向きのスライドはメインのスライドとは別に作成する必要があるので、新規で作成します。
左上の「ファイル」タブ→「新規」をクリックすると新しいパワーポイントファイルが開きます。または、ショートカットキー[Ctrl]+[N]でも新規作成が可能です。新規スライドは横向きで表示されるので、前の章でお伝えした手順で縦向きに変更した上で作成してください。

なお、縦向きのスライドを作成する際は、横向きスライドと同じスライドデザインにするのがポイントです。別々のデザインにしてしまうと違和感が出てしまいます。

縦向きのスライドが完成したら、名前を付けて保存します。

ステップ3.横向きスライドに縦向きスライドのハイパーリンクを付ける

メインの横向きのプレゼンテーションと、途中に挟む縦向きのプレゼンテーションの準備ができたら、2つをつなぐ仕掛けを作っていきます。
まずは、縦向きのスライドに切り替える際にクリックしたいオブジェクト(テキストボックスや図形など)をドラッグして選択します。今回の例では、メインのプレゼンテーションの「見積金額」の文字をクリックすると縦向きのスライドに切り替わるように設定していきます。

オブジェクトを選択した状態で「挿入」タブの「リンク」ボタンをクリックします。

すると「ハイパーリンクの挿入」ウィンドウが表示されます。

左側の「リンク先」にある「ファイル、Webページ」をクリックし、縦向きスライドを保存した場所とファイル名を指定して「OK」ボタンをクリックします。

これでハイパーリンクの設定は完了です。設定した文字(見積金額)の色が変わって、下線が引かれています。

ステップ4.プレゼンテーションの動きをスライドショーで確認する

今回つなげた縦向きスライドはあくまでスライド再生時に表示させるリンクのため、編集画面には表示されません。そのためハイパーリンクの設定ができたら、実際にプレゼンテーションがスムーズに切り替わるかをスライドショーで確認することが重要です。 ハイパーリンクを設定したページが選択された状態で「スライドショー」タブ→「現在のスライドから」をクリックするか、ショートカットキー[Shift]+[F5]でスライドショーを開始します。ハイパーリンクを設定した箇所(今回は「見積金額」の文字)をクリックしてみてください。

ハイパーリンクの設定ができている場合は、自動的に次に表示させたかった縦向きのスライドに切り替わります。
なお、縦向きスライドの説明終了後、スライド上を2回クリックすると元のプレゼンテーションに戻ります。
この方法を使えば、スムーズに説明を進めることができます。

3|パワーポイントで縦書きの文字を入力する方法

次に、文字を縦書きにする方法をご紹介します。初めから縦書きで入力したい場合と横書き入力した文字を後から縦にしたい場合とで操作が異なりますので、それぞれ説明します。
まずは、初めから縦書き入力していく方法です。やり方は2種類あるので、好きな方で行ってみてください。

①「ホーム」の「図形描画」から「縦書きテキストボックス」を挿入する

「ホーム」タブをクリックします。

図形描画の中から、縦書きテキストボックスを選択します。

文字を縦書きに入力したい位置にカーソルを持っていき、クリックします。

ボックス内に文字を打ち込めば、縦書き入力は完了です。

②「挿入」の「テキストボックス」から「縦書きテキストボックス」を挿入する

「挿入」タブをクリックします。

真ん中の「テキストボックス」のプルダウンをクリックすると、「横書きテキストボックス」と「縦書きテキストボックス」が表示されるので、縦書きの方を選択します。

縦書き入力したい位置にカーソルを持っていき、クリックします。

ボックス内に文字を打ち込めば、縦書き入力は完了です。

4|横書きの文字を縦書きにする方法

続いて、すでに横書きで入力している文字を後から縦書きに変更する方法です。

ステップ1. 縦書きにしたい部分のテキストボックスをクリック

まずは縦書きにしたい部分のテキストボックスをクリックして選択します。

ステップ2. 「ホーム」から「文字列の方向」を選択し、「縦書き」を選択する

「ホーム」タブを選択し「文字列の方向」をクリックすると、文字列の候補が出てくるので「縦書き」を選択します。

横書きだった文字が縦書きに変更されました。

尚、縦書きにしたいテキストに半角文字が含まれる場合に「縦書き」を選択すると、ローマ字は横向きに、3桁以上の数字は上下に分かれ、見づらくなります。

半角文字も縦書きにしたい場合は、「縦書き(半角文字含む)」を選択することで縦表記にすることができます。

  

パワポの縦向き・縦書きの機能をうまく活用しよう

今回はパワーポイントのスライドを縦向きにする方法と、文字を縦書きにする方法をご紹介しました。簡単に縦向き・縦書きにできるので、この機能を上手く使って、ぜひパワーポイントの活用範囲を広げてください。 また少し操作はややこしいですが、向きが異なるスライドをスライドショー上で混在させる方法もご紹介しました。覚えてしまえばこちらも簡単なので、必要に応じて試してみてはいかがでしょうか。

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